2013年07月13日

"Pacific Rim"

パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray] -
パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray] -

萌!健太!!ビデオ!!!(謎)


というわけで(どうういうわけだ?)、皆さん、お久しぶりです(w。
特殊な業種に就職して以来、体力的にきつくなってしまったこともあり、ここ2年間ぐらいTwitterだけになってしまいました。
最後にBlogを書いたのが一昨年の9月というこの投げっぷり。
こんな投げっぱなしの間にコメント等をくれた方々には、ろくに返事をすることも出来ず大変申し訳なく思っています。
でも、そんな特殊な仕事も退職し、少しづつ体力も戻ってきたこともあり、これからは少しづつBlogも再開できたらいいなと思っています。
ちなみにどんな仕事をしていたのかも、そのうちまとめてここで書くことになると思います。

さて、では何故このタイミングでBlogを再開したか?
それはな、どうしても書きたい映画に出遭っちまったからだよッッ(板垣恵介風に)
というわけで、今回紹介するのはパシフィック・リムだ。
すでに日本では本格的に宣伝も始まり、菊地凛子芦田愛菜ちゃんの出演、豪華な吹き替え陣、何より人間が乗り込んで操縦する巨大ロボVS怪獣という日本アニメ及び特撮の伝統的素材が初めてハリウッドで本格的に実写映像化された作品ということで一部のヲタ連中が大注目している映画だ。
惜しむらくは、こんなに日本向けの映画でありながら、何故日本では1ヶ月も遅れて公開されなきゃならんのか!?ってことだ。
本当に勿体無い。
あえて言おう、カス(な配給戦略)であると!
なぜならこいつは自称ゴジラヲタ兼エヴァヲタのLE ROI TRISTにとって、まさに脳汁溢れまくりな映画だったからだ!
というわけで、今週の木曜日の夜に封切りされたこの映画を、早速金曜日の朝一にIMAX 3Dで突撃してきた自分が、楽しみにしている日本の皆さんの為にどんな映画だったかを伝えたいと思います。
ネタバレを回避する気はないので、ご了承ください。
っていうか別にネタバレが重要な映画じゃないので、ご安心を(w。

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 00:00| シアトル ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月22日

"GANTZ" World Premier

シアトルにて、「GANTZ」の一夜限りの全米同時公開と二宮くんと松山くんによる舞台挨拶中継を観てきた。
元々、原作はほとんど読んだことがあったので、興味本位で当日券を購入。
会場の入りはだいたい7割ぐらい。
満席ではなかった。
でも、熱心なファンが多かったのか、余裕をもって劇場に到着したわりには、いい席はみんなおさえられていた。
映画の中だけでなく、始まる前と後にハリウッドの会場と中継で結んで、二宮くんと松山くんによる舞台挨拶が見られるとあって、こっちに住んでる嵐好きな日本人の女の子がいっぱい集まってたらどうしよ?とか思っていたんだけど、ところがどっこい、集まっていたのはほとんどアメリカ人
むしろ男のほうがよっぽど多かった。
集まっている女の子は、むしろ中国人とかあのへんのアジア系のほうが多かった。
むしろ若い子で日本人はほとんどいなかったような気がする。
うーん、これはやっぱり原作の知名度の問題なのかねぇ?
結局、原作好きしか集まらなかったと考えると、原作の読者層である若い男が過半数になるのも当然なのかも?

中継が始まると、司会の方が出てきて、色々と注意事項を述べた。
まぁ、言うまでもなく写真は撮るなとかそういうことなんだけど、結論から言うと、二人が登場したらバシバシ撮られてた(w。
いや、さすがにあれはマスコミが写真撮ってたんだと思いたいが、そこは、もう、アメリカなんでなんでもありだったんだろうな(イベント終了直後に舞台挨拶の様子が某所にうpされてたなんて未確認情報も)
しかし、アメリカでも黄色い歓声をもらうんだなぁ、あの二人は(w。
LAに住んでる日本人軍団とか日本から追っかけてきたジャニヲタとかもいるんだろうけど、声の質からしてアメリカのノリのほうが多かったですね。

というわけで、始まる前に、まずは二人の挨拶から。
ここでの挨拶は、二宮くんも松山くんも英語でしゃべってましたね。
二宮くんは、「硫黄島からの手紙」でハリウッドを経験してただけあって、さすがに外国慣れしてましたね。
同じ原稿丸暗記でも、しゃべり慣れてる。
それに対して松山くんは、外国慣れしてないのがバレバレ(w。
完全に英語が棒読みでしたね。
この外国慣れしてないことが、ちょっとした悲劇(喜劇)を生むことになるのだが、それはまた後の話(w。
というわけで、ここから本編。
ネタバレありなので、まだ観てない日本の方はここでやめておいたほうがいいかも(w?

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 19:16| シアトル ☁| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月28日

"PERFECT BLUE"


パーフェクトブルー【通常版】 [Blu-ray]

パーフェクトブルー【通常版】 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: Blu-ray



追悼 今敏


オトナ帝国」と同じく昔の作品なので、いつか機会があったら語ろうとずっと思っていたのですが、まさかこの短期間で2度も追悼目的で好きな作品を語ることになるとは思っていませんでした。
今敏というと、おそらく「パプリカ」が一番有名な作品かもしれませんが、この「パーフェクトブルー」という作品は、今敏監督のデビュー作にして、最高傑作だと思っています。
それどころか、日本の劇場版アニメ史上でも、TOP10に残る作品ではないでしょうか?
最大の難点を言うなら、残酷な殺人場面、そしてレイプやヌードのシーンがあるので、子供や女性には観せにくいということでしょうか(実際に日本や海外ではR-15かR-18になっています)
しかし、それでも、少なくともLE ROI TRISTEの中では、歴代6位ですね。
だって、こんな作品今でも他に観たことがないから。
ハリウッド映画で例えるなら、「羊たちの沈黙」や「セヴン」のようなサイコ・スリラーやサスペンス映画を観ていたはずなのに、まるで「マトリックス」や「シックス・センス」のようなSFやオカルト映画を観ていたかのようなこの感覚
とても言葉では言い表せない。
とにかく何度観ても、怖くてキモくて後味が不気味すぎる作品です。

今観ると、明らかに時代を感じる絵柄、登場人物、音楽、それでいてアニメでありながら、非常にリアルなキャラクター・デザイン。
なにより、アニメでは珍しいサイコ・スリラーという作品。
ジブリぐらしか知らない人は、何故これを実写じゃなくてアニメでやるのか?と思うかもしれない。
だが、1度この作品を見始めれば、鮮やかに交差される時間軸と、細かい描写に目を奪われ、他の作品とは一味違うことに気づくであろう。
そして次々と入れ替わり、共存していく現実と幻覚。
そんなカオスな世界観を見事に表現した映像。
これは当時はもちろん今の邦画でも実写でやることは不可能だろう。
何故なら、これほどまでに細かく描きこまれたこの映像美は、実写よりもよっぽど現実っぽいからだ。
アニメで現実と幻覚の比較を描く以上、土台となる現実の描写を疎かにできないし、実際にしないのが今敏なのだ。

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 17:48| シアトル ☀| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」





EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.


もうね、正直、震えたわ。
余計なうんちくなんか言わない。
ただ、一言で感想を言わせてくれ。

」の2.5倍ぐらい凄ぇええええええええええええええええええええ!


いやぁ、基本的に、1度観たら大体の映画はそれで満足しちゃう性格なんだけど、もう1度(出来れば映画館で)観たいと思わせてくれたのは、ここ数年だと「ダークナイト」以来だわ。
なんなら、タキシードで正装しながら観てもいいぐらいだ、やらないけど(w。

劇場での興行収入はもちろん、発売初日にDVDが12.4万枚、Blu-rayが19.5万枚を売上げ、最終的には、あのマイコーの「THIS IS IT」の累計売上枚数を、わずか1週間のみで35.1万枚を売り上げることで超え、史上1位の記録を作ったのにも納得の出来。
まさに歴史的な作品である。
たしかに、ジブリのブランドはまだ健在だし、パヤヲや押井が事実上の隠居状態とはいえ、今敏(「PERFECT BLUE」、「パプリカ」)、原恵一(「クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」、「河童のクゥと夏休み」)、細田守(「時をかける少女」、「サマーウォーズ」)という新たな才能が見事に後を継いでいる。
だが、そんな彼らはもちろん、当のパヤヲですら、全盛期のナウシカラピュタ級の大作は作れていないのが現状だ。
そんな中、唯一、ラピュタ並のスケールに対抗できる大作がこの新劇場版エヴァなのだ。
まぁ、そもそもナウシカで巨人兵のアニメーションを担当していた人が総監督をしてるんだから、そういう意味ではパヤオの弟子とも言えるのだが(w。

たしかに、原作のテレビ・シリーズとその完結編である旧劇場版を観て、あらかじめ"お約束"のようなもをわかっておかないと、さっぱり話についていけないという致命的な弱点があるこの新劇場版シリーズなのだが、それでも、特にこの「破」は"よくわかんねーけど、なんか凄ぇ!"と言わせてくれるだけの濃密さであったことは保証しよう。
たとえ、旧作を知っていても、旧作と同じ流れを継承しながらも、まったく違う方向に展開する今作を見て、まさに「破」だな、と思い知らされる。
特に、あのラストは、劇場で売られているパンフレットが、ナイフを使わないと開けられないような封印をされていたらしいが、それも納得できるぐらい旧作を知っているファンには(ほど)燃えるシーンだろう。
だから、まだの方は、是非ともテレビ・シリーズと旧劇場版を観て、お約束だけでも覚えてから、新劇場版第1作目である「序」、そして今作「破」を観ていただきたい。
忙しかったら、せめて「序」だけでも観て、「破」を観てもらいたい。

これ、これだけ濃密なのに、事実上インディーズというか、大手配給会社とかを通さずに細々と、少ない映画館で公開してたんだってね。
それでも、国内興行ランキングで見事に2週連続の1位を取ってしまったのは伊達じゃない。
音楽だけでも、別々の場所で録音したフル・オーケストラ2回分を、それぞれ同時に鳴らすという贅沢な使い方をしてるぐらいだ(予告編で流れてるやつなんか、3回分を同時に鳴らしてる)

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 15:59| シアトル ☀| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月05日

"Food, Inc."


Food Inc (Ws Dub Sub Ac3 Dol) [DVD] [Import]

Food Inc (Ws Dub Sub Ac3 Dol) [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: Magnolia
  • メディア: DVD



たまにはDocumentary Filmの話題でも。
気づいたら、ここ最近アニメ関連しかうpしてなかったからね(w。
いや、他の映画も観ちゃいるんだけど、なかなか書いてる暇やモチベーションがなくてね。
それに、レンタルとかしなくても観れるこっちの映画(映画館向け)だと、ここ最近は「ダークナイト」以外は見事なまでにハズレばっかりだったから、あんまり観に行くモチベーションが上がらないってのもある。

で、なんでこの映画かと言うと、大学の授業(社会学)で観せられたから(w。
さすがは「華氏911」上映後の映画館で、スタンディング・オベーションが起きる地域なだけはある。
受けていた社会学のクラスだけならまだしも、他の英語のクラスでもなぜか教材として使われていた(w。
というわけで、この映画、日本人にはほとんど馴染みがない映画だろう。
そりゃそうだ、アメリカ国内の食糧問題に焦点を当てた映画なのだから。
正確には食品業界の裏のお話と言い換えてもいいだろう。
ちなみにこの映画、観せてくれたのは黒人の先生(英語のほうはどうもイギリス出身の先生のようだ)だった。
ああ、なるほどねって思えるようになったら、ある意味あなたのアメリカ生活も一人前です(謎。
余談ではあるが、この地域では、高校の時に3年生全員に対し「シンドラーのリスト」の上映会をやっていました(w。

で、具体的にどのような事が描かれていたかと言うと、いかにアメリカの食品産業(特に肉と野菜とファスト・フード)が国民(特に低所得者層)の健康に害を及ぼし、莫大な利益を上げ、政治と癒着しているかを告発した内容です。
まぁ、一部はアメリカだけに限らず、日本や世界中でも共通の問題を抱えていると思う。
とりあえず、まさに資本主義万歳なアメリカの大手食品会社のポリシーはというと、ズバリ"いかに原材料よりも安い原価で売り出す為に、自然製品である食料を工業製品化するか"
大量に供給する為なら、遺伝子的に草しか食べてこなかった牛たちに、安価に大量生産可能なトウモロコシを与え続けることなんてのは序の口。
当然そのトウモロコシだって完全に自然なものか?というと・・・。
鶏も豚の扱いもほぼ同じ。
食用鶏なんぞ、昔の倍以上のスピードで成長させられている。
そうして丸々太らされ、自重を支えきれなくなり、寝たきり同然な肥満鶏や肥満牛や肥満豚を、密封された暗闇の工場で大量かつぎゅうぎゅう詰めで飼育し、流れ作業でどんどん食肉へと処理していく。
大手食品会社は工場だけでなく、契約農家とも高額な初期投資で契約するだけでなく、何かにつけて追加投資を契約と引換に要求し続けることで、なかば強制的に弱小農家を奴隷化していく。
さらには、自社の利益に影響が出ると考えれば、負けるとわかっている裁判でも、告発相手や商売敵となる個人を、一般人だけならまだしも、あのオプラ・ウィンフリー(うーん、日本人にはどう説明したらいいんだろ?アメリカの女版みのもんた??的ポジションの有名人)でさえ、破産もしくは金銭的損害を与える為だけに訴えていき、抑止力としていく食品会社なんてのもでてくる。
そして、彼らが工業製品化し、大量生産したトウモロコシや大豆は、家畜飼料だけでなく、ありとあらゆる加工食品や工業製品の"隠し味"にも使われていく。
こうして、原材料よりも安い"食品"(原価)で利益を上げるビジネスを作り上げ、自炊するよりも、ファスト・フードで買ったほうが安くなると言う普通なら考えられないサイクルが生まれていく。

文字だけで読んでいくと、なんだどこのビジネスでもよくある裏側じゃんとか思うかもしれないが、実際に飼育小屋の状況や食肉処理工場の映像を観せられると、その日は特に肉料理が食べたくなくなる(w。
ついでに言うと、格差社会の本場であるアメリカの低所得者にとっては深刻な問題で、彼らには自炊より安い"不自然食品"しかチョイスがない状況になっていく。
なにせ野菜1個の値段とハンバーガーの値段が一緒なのだから。
近年、アメリカでは肥満児と若年性糖尿病が増えていて、その割合は子供たちの1/3らしいが、そのうち半分はマイノリティ、つまり、十中八九低所得層だ。
ある食肉会社は、自由貿易協定の名の下に、アメリカから大量の"不自然"農作物をメキシコで流通させられ、廃業に陥った農民をリクルートし、食肉加工工場で働かせる。
だが、マトモな雇用形態をとっていないケースもあり、次々と不法移民として労働者達は見つかり次第摘発されていってしまう。
だが、これらがこの映画以外で大きなニュースになったことなんて聞いたことがなく、今でも会社はもちろん工場も存続していく。
そして、こう言ってはなんだが、一番おもしろかったのが、これら食品事業の安全性を保証するべき立場にあるFDA(アメリカ食品医薬品局)や政府の関連省庁の重要なポストに、これら大手食品会社の役員や顧問弁護士出身者が、それも歴代の政権の中で就いてきたということだ。
そりゃ、各国に比べて遺伝子組み換え食品の規制がゆるいのも納得ってなもんだ。

日本じゃ企業献金の禁止だのあーだこーだが議論されてるが、アメリカじゃ企業献金どころか、企業利権が堂々と政治をも動かしているのが特徴なのだ。
食品に限らず、大統領選挙で候補者が全米ライフル協会に出向いてお伺いをたてるのは有名な話だし、医療保険、軍需産業、石油産業、金融産業など、もはや噂レヴェルを通り越して様々な産業利権が政治と密接に絡み合っている。
官民癒着だと、日本ではよく天下りなどが話題になるが、アメリカのこの状態は"天上がり"とでも呼べば良いのだろうか?
まぁ、日本と違って上から目線で恐喝して、下界に降りてくるのではなく、下から上に上がって睨みを効かせてくるあたり、勇敢というか、努力家と言うか、開拓精神というか、卑屈さを感じさせないあたり、民族性の違いというか優位性というか、とにかく日本人よりはマシなのかもしれないが(皮肉)。
こうして富を築いた成功者達が、政治をも動かし、消費者をコントロールし、利権を確保することで、格差が広がっていくのだ。
まぁ、それでも才能次第によっては、あちら側に行ける可能性が0ではないだけ、格差固定とは言い難く、大化けした時のリターンの大きさは日本より大きい分マシという意見もあるかもしれないが。
もちろん、内政が民間の叩き上げ上がりの利権確保方式で進められているから、そのノウ・ハウが外交にも生かされ、前述のメキシコの状態にも繋がるわけだ。
無論、日本や他の国にとっても対岸の火事ではない
でも、だからアメリカは強い。
まぁ、その分、基本的に世界中で嫌われてるけど(w。
でも、このしたたかさの半分ぐらいでもいいから、日本の政治家にわけてほしかったりもする。
もっとも、アメリカじゃなくても、先進国(強者)だったらどこでも、発展途上国(弱者)相手に似たような商売はしてるとはずだけどね、たとえ国レヴェルではやらなくても、民間レヴェルでなら。

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 19:57| シアトル ☁| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

"Avatar"

敢 え て 言 お う 、 カ ス で あ る と !


予告編を観た時点で、あのキャラデザが気に食わなかったので、ヌルーしてたんですが、さすがにこれだけ記録的な騒ぎになっているので、今回、観てきました。
いやぁ、正直ね、これだけ数字出してて、高評価を受けている作品に対し、こんなことを言うのは気がひけるんだけど、世間から叩かれることを覚悟で、敢えて言わせていただきたい。
・・・ごめん、悪いけど、"良く出来た駄作"だわ、これ(w。
劇場版クレヨンしんちゃんだと「戦国大合戦」、キャメロンの他の作品で言うと「トゥルーライズ」あたりの位置だよね。
コメディー路線だったあれより明らかに失敗感が強いけど(w。
良くも悪くも記録に残る作品だと思う。
まず3D映画として初めて商業的に大成功を収め、この路線の未来を作っていくであろうことに対して。
そして、ハリウッドっていうか、アメリカ人のダメっぷりが凝縮された歴史資料的価値のある作品として(w。
同じように大騒ぎになってて、ボロクソに叩いてやろうと思って観に行った「ダークナイト」が、見事に期待以上の出来で、返り討ちにされたのに対し、この作品は、見事なまでに期待外れでした。
・・・まぁ、予告編の時点で嫌な悪寒はしてたんだけどね(だから、ヌルーしてたんだけど)

とりあえず、ほんとアメリカ人って開拓モノが好きだよなぁ(w。
正直、よく飽きないなぁって思う。
こんなダンス・ウィズ・ウルブズ」と「マトリックス」と「スターウォーズ」を、ただ混ぜただけのなんのヒネりもない物語(あ、「ラスト・サムライ」とか「もののけ姫」も混ざってるか)で、これだけのお客さんが集まるんだから(w。
正直、事前に情報をほとんど集めないで観に行ってよかったよ。
おかげで、開始5分ほどで読めたであろうオチが、なんとか1時間ぐらいは気づかないでいられたから(w。
未知との遭遇、異文化交流、種の存続を賭けた戦い、異星人との戦争、モンスター・パニック、どれもSFでは定番のネタとはいえ、いくらなんでも、これだけなんのヒネりもなく、ただ羅列されたら、さすがに悪い意味でお腹いっぱいだわ。
いや、ベタを否定してるわけじゃないよ。
むしろ、ベタな展開は好きなほうだから、どんどんやってもらって構わない。
ただね、作り込みの足りないベタは、ただの劣化コピーでしかない。
いや、この映画の場合、作り込むトコを間違ってるってのが正しいな。

まぁ、監督自身が、映像に力をいれて、内容は手抜きみたいな発言をしているらしいから、内容に関するツッコミは全部愚痴になっちゃうんで、それは後でネタバレしながら、ダラダラと愚痴ります。
読みたい人だけ、勝手に読んでください(w。
でさ、その、一番の売りである3D映像のほうもさ、確かに凄かったけど、正直、そこまで凄かったかな?
ちなみに、3D映画は初体験です(まぁ、一応、ネズミーランドとかユニバーサル・スタジオとかで体験してるけどさ)
今回、朝一で観に行ってきたんだけどさ、大人気のせいか凄い混んでて、結局、IMAXのが売り切れだったんで、渡された専用メガネ(RealD)と一緒に普通の3Dで観てきたんだけど、たしかに冒頭の宇宙船の中とか「うぉおお!」ってなったんだけど、森の中に舞台が移ってからは、夜のシーンぐらいでしか目新しさはなかった。
たしかに、戦闘シーンの迫力はあったけど、ここ最近、「トランスフォーマー」とか「2012」とか続けて観てきてるから、たとえ、立体的になろうが、極端な差を感じられない。
っていうか、映像的な革新性でいえば、「ターミネーター2」のでT-1000の液体金属描写、「マトリックス」でのバレット・タイム、そして、「トランスフォーマー」の変形シークエンスのほうが、よっぽど歴史的な価値があると思った。
少なくとも、この3つのシーンのように、後でパッと思い出せる印象的なシーンがあったかというと、何も思いつかない。
むしろ、同じ3Dでも、予告編で観たティム・バートンの「アリス」のほうが、よっぽど"上手い"使い方をしてそうだったんだけど(w?
正直、あっちのほうが気になった。
他の人からは、IMAXじゃないと、完璧には体験できないって言われたけど、残念ながら、こんな映像だけしか芸がない作品に、IMAX代まで追加してもう1度お金を払う気にはなれない
ただでさえ3Dなので、他の映画よりも料金高いんだから(ムカついたから、もらったメガネは家に持って帰ってきたよ、返却義務は特になかったみたいだから)

この映画が、ネズミー・ランドやユニバーサル・スタジオのアトラクションで、それこそ、専用のヘッド・セットとか、揺れる椅子とかと一緒に観るものだったら、もっと高く評価したと思うけど、残念ながら、他の映画との差額を考えると、全額とは言わないまでも、金返せ!って言いたくなる。
なんの目新しさのない話でも、せめて、優れた人間ドラマや、印象的なシーンがあればよかったんだけど、同じ異文化交流ものでも、「ターミネーター2」の少年と殺人マシーンの交流と別れ、同じ弱者を守る戦いでも「エイリアン2」のリプリーがニュートを守る為に見せた母性あふれる勇敢な戦いっぷりとか、どちらも同じ監督の映画なのに、あの感動に匹敵するシーンが何一つとしてなかったからね。
押井はこの映画に完敗だと言っていたそうだけど、少なくとも、"生まれ変わる"シーンの演出は、「GHOST IN THE SHELL」のラストのほうが、よっぽどゾクゾクした。
・・・はぁ、おバカや迫力のある映像だけしか芸のないマイケル・ベイやローランド・エメリッヒとかと違って(いや、この人達の映画はこの人達の映画で好きなんだけどね)、キャメロンは、アクション映画を作りながらも、ちゃんと中身もヒューマン・ドラマも描ける監督だと思ってたんだけどなぁ。
こんな、ほんとに映像だけしか芸がない作品を作るなんて、ほんとにがっかりだよ(まぁ、勝手に期待したこっちが悪いんだけどさ)
監督が、設定だけ作りこんで、自己満足で終わっちゃってる作品なんて、「東のエデン」だけで十分だっての(w。
もっとも、ヒューマン・ドラマに関しては、いつもの手法でキャメロンは描いたつもりだったのかもしれないけど、やっぱり、あのキャラデザがまずかったんじゃないかな?
今までと同じ手法を使っても、あのキャラデザを受け入れられる観客はともかく、受け入れられない観客は感情移入出来なかったんじゃないかな。
少なくとも、LE ROI TRISTEは、この映画の主人公と違って、どんなに慣れても、あのキャラデザに性的な魅力を感じることができませんでした(w。
こればっかしは、もう、完全に好みの問題だから、どっちが悪いとかじゃない。
むしろ、観客動員数を観ると、あのキャラデザを受け入れられる観客の方が大多数なのでしょう。
ふん、どうせ、基本的に生身の大和撫子か2.5次元の女にしか興味が持てない肉食系男子ですよ・・・ただ、モテないだけさ(血涙)

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 15:41| シアトル ☁| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

「最終兵器彼女」


最終兵器彼女 [DVD]

最終兵器彼女 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD



"The last love song on this little planet"


こ れ は ひ ど い (w。
東映は、またしても駄作っていうか失敗作を、生み出してくれた。
すげぇ、ここまでシリアスにやればやるほど、空回りする作品ってのも珍しい(w。
もう、あきにゃじゃなかったら、とても最後まで観れたもんじゃないな。
なにをやっても、ギャグにしからない作品。
あきにゃだから、まだ、なんとかギリギリ泣ける要素があるけど、これ、ヒロイン役の子がひどかったら、多分、あの「デビルマン」を超えてた(w。
ある意味で、あきにゃのPV
「デビルマン」さえなかったら、確実に日本映画のワースト3には入っただろうね。
それでも、「デビルマン」や「北京原人」などの強力なライバルがいるので、ワースト1位にはなれないのが、日本映画の恐ろしさと言うか、ひどさなんですがwww。

しかし、どうせ東映でやるなら、せめて、バトロワのメンバー連れてこいよ。
それなら、まだ、もうちょっと観れた作品。
どうせ、被ってるところが、微妙にいっぱいあるしね。
初見の人には、見事なまでに、あきにゃと人妻しか見るところがないwwwww。
テツとアケミの劣化具合が、半端じゃねーなぁ、これ。
まぁ、誰より一番ひどいのは、シュウちゃん役の窪塚俊介君だんだけどね。
この作品では、ある意味、ちせ以上にデリケートな演技がシュウちゃん役には要求されるのに、彼には明らかに荷が重かったんだよね。
なんか説得力が、まったくないよね。
彼が言っても、台詞に違和感ありまくり。
せめて、まだ、メガネをかけていたら、ほんのちょっぴりは、ごまかせていたんだろうけど。

っていうかね、脚本や配役だけに限らず、そもそも企画の時点で間違っているんだよね。
なんかね、これに限らず他の日本映画とかでも感じるんだけど、作品がね、スタッフや出演者の失業対策事業になってるんじゃないかな?って思うときがある。
そりゃ、もちろんプロですから、いくら儲けていただいてもかまわない。
必要な仕事は、存分にやってくれ。
でも、失業対策の為に、不必要な仕事や、出来もしない仕事を増やすのは、やめていただきたい。
税金の無駄ならぬ、時間の無駄だ。
まぁ、そもそも、映画化すること事態が無謀だった。
後で原作を読んで、心底そう思った。
でも、だからこそ、失業対策でやっていい作品ではなかった。

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 10:12| シアトル ☁| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月21日

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」


映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD]

映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD





この度の訃報に接し、ただ驚き入るばかりです。
ここに謹んで、哀悼の意を表させていただきます。
そこで今日は、追悼の為に、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」を鑑賞しました。
実はすでに、何度も観た作品なんですけどね。
それもそのはず、これは、劇場版クレヨンしんちゃんはもちろん、日本の劇場版アニメ史上に残る傑作なのですから。
少なくとも、LE ROI TRISTEの中では、歴代4位ですね。
まぁ、原作ではなくアニメ版、それも、監督である"原恵一"色が強い作品なので、臼井先生の追悼には適さないかもしれませんが、劇場版クレヨンしんちゃんの最高傑作として、紹介させていただきます。

とりあえず、まず、偏見を捨てていただきたい。
子供向けアニメだと思って油断するなかれ。
特に、原恵一が監督した劇場版クレヨンしんちゃんは、大人でも楽しめる作品として、一部の通には有名なのです(まぁ、原作の時点で、元々は青年漫画誌に連載されていたものなのですが)
参考までに、この作品は、まず第三十三回星雲賞メディア部門にノミネート、第23回ヨコハマ映画祭日本映画ベストテンで第8位、キネマ旬報オールタイムベスト・テン アニメーション部門で7位、そして、日本のメディア芸術100選アニメ部門に選出、さらには、雑誌映画秘宝が毎年選定している映画ベスト10の2001年度版にて、アニメーション枠ではなく、すべての洋・邦画を含めた中での1位を獲得しているんです(同誌ベスト10で1位になった邦画は、今のところこの作品のみらしい)
ついでに言うと、次回作である「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」は、2002年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、2002年度日本インターネット映画大賞・日本映画作品賞、2002年 第7回アニメーション神戸個人賞、第57回毎日映画コンクール・アニメーション映画賞、東京国際アニメフェア2003・劇場部門優秀作品賞、東京国際アニメフェア2003・個人賞部門監督賞、そして、第22回藤本賞を受賞し、現在、「ALWAYS 三丁目の夕日」の監督である山崎貴監督が、この作品を原案として制作した「BALLAD 名もなき恋のうた」が、公開されています。
しんのすけ役の矢島晶子をして、「この2作(オトナ帝国と戦国大合戦)を超える作品は今後しばらく出ないと思う」と言わしめた作品です。

もちろん、両方観るのがベストですが、LE ROI TRISTEとしては、オトナ帝国のほうを、最高傑作として推させていただきます。
なぜか?
ハマった時の破壊力が、段違いだからだ。
たしかに、受賞暦だけを見ると、理屈の上では戦国のほうが優れた作品かもしれないし、一般受けはするだろう。
だが、この作品は、理屈じゃないんだよ。
仮にも、推薦しておきながら、理屈で説明できないというのもおかしな話だが、本当に、「考えるな。感じろ。」という言葉が、これほどまでに似合う映画も珍しい。
公開当時、子供の付き添いで観に来た親御さん達が、劇場で号泣していたらしいというのも納得の作品です。

まずは、なんと言っても、今回の敵であるケンさん。
思わず"さん"づけてしてしまうぐらい、渋くて、カッコイイです。
とりあえず、ファミリー映画でありながら、憎めない、それどころか、オトナとしては、思わず敵のほうに感情移入してしまうってのが異常。
敵なんだけど、悪役って呼べないんだよね、普通はわかりやすさ重視で作られる子供向けの映画のはずなのに。
思いっきり大人向けの映画だったけど、そういう意味では、劇場版パトレイバー 2の柘植を思い出しますね。
敵とはいえ、単純な悪ではなく、どこか美学と自己犠牲を兼ね備えているところが、特に。
それぐらい、オトナたちが失ってしまったものを、劇中で彼が、方法はどうであれ、取り戻そうとしている姿は、共感を呼ぶんですよ。

だから、観ているコドモたちは、なんで周りのオトナたちが劇場で泣いているかわからないだろうね。
風間君が劇中で言っているみたいに、「懐かしいってそんなにいいものなのかなぁ?」って考えすら浮かばないかもしれない。
なぜなら、夢をみることができるうちは、見られなくなったつらさがわからないから。
夢を見ることができるのがコドモで、見るだけではなく幸運にもちゃんと持つことができるか、不幸にも見ることさえできなくなったのが、オトナになるということなのかもしれない。
だから、未来に対して夢や希望を持てないオトナほど、ケンさんに共感することになる。

ちなみに、みんな、泣いた、泣いたって言うけど、ほとんどの人は、後半に集中してるんだよね。
でも、LE ROI TRISTEぐらい極めちゃうと、もう、前半の、「昔、外がこの街と同じ姿だった頃、人々は夢や希望に溢れていた。21世紀はあんなに輝いていたのに。今の日本に溢れているのは、汚い金と燃えないゴミぐらいだ。」ってケンさんのセリフの時点で泣けてくる(w。
だから、それに翻弄されて、葛藤するヒロシに感情移入してしまう。
劇場版クレヨンしんちゃんは数あれど、ここまでヒロシに見せ場がある作品は、他にないだろう。
特に、中盤でのヒロシによるあのシーンは、オトナとして、男として、そして、父親として、様々な感情が、ヒロシはもちろん見ているオトナたちの中でも入り混じったアニメ史上に残る名シーンの一つだろう。
現に、ほとんどの人(オトナ)はこのシーンで泣きます。
ヒロシの足の臭さは、ヒロシが今まで歩んできた人生と、愛する家族の為に流した血と汗と涙の結晶であり、歴史そのものでもあるのだ。
それがよくわかるシーンである。

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 19:51| シアトル ☀| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月20日

「ストロベリーショートケイクス」





とりあえず、最初に謝罪しておきます(w。
いやぁ、あのね、まぁ、男性でこの映画を観ようと思った方は、多分、LE ROI TRISTEと同じシーンが目当てだと思うんですけども(笑)、結論から言うと、何故か心が洗われたような気分になりました。
不思議な作品でしたね。
映画という名のドキュメンタリー、ドキュメンタリーという名の映画、でもドキュメンタリー映画ではない、みたいな。
2時間以上あるのにそれを感じさせない凄い作品。
優秀な作品っていうのは時間を忘れさせてくれるような作品だと思うんですよね、この前の「ベンジャミン・バトン」とかもそうなんですけども。
ただ、トイレが近い方や、睡眠不足な状態の方には、きつい作品なんですけども(w。
でも、おもしろくもなく、つまらなくもない、ただ、4人から目が離せない。
フィクションなのに、非現実的なのに、それでも、今もどこかで、同じ空気を彼女たち4人も吸っているんじゃないか?って思えてしまうような感覚。
この映画の場合、それぞれの観客がどの子に感情移入していくかは、人によってまったく変わってくるんだろうけど、彼女たち4人に共通しているのは、どの子もみんなどこかを病んでいるっていうこと。
いや、もう、一目見ただけで普段の行動が病んでいる子もいるんだけど(笑)、何がいいって彼女たちみんなが病んでいることをどこかで自覚していて、彼女たちなりにあがいているのがいいんですよね。

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 14:39| シアトル ☀| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月25日

"the Midnight Meat Train"



うぉぉぉぉぉ、ひっさびさに鳥肌立ったぁ!


日本が世界に誇るバカ映画クリエイター(笑)である北村龍平が、ついに、長年の公約だったHollywoodでのデビュー作を完成させたぜ!
VERSUS」で一目惚れして以来、きたむー信者(笑)として、可能な限り多くのきたむー作品を見続けてきたLE ROI TRISTEとしては、涙のでそうな瞬間だったね(w。
しかし、だ。
いつものきたむー映画と思うなかれ。
この作品は、確かにきたむー映画ではあるが、それ以上に"普通のHollywood映画"だ。
何を基準に"普通のHollywood映画"と呼ぶのか?と聞かれると、困ってしまうのだが、他に適当な表現の仕方が見つからないので、ご容赦願いたい。
それだけこの作品が、あの暴走王(笑)きたむーの作品でありながら、わりとストレートな作りになっているということなのだ。

作品の中身に触れる前に、この作品が公開されるまでの流れについて触れておきたい。
というのも、やはり嵐を呼ぶ男(笑)だからなのだろうか、いわくつきのデビュー作になってしまったからだ(w。
ほぼインディーズでありながら、ヘタなA級映画を超えたB級映画として、全世界中の"一部のモノ好き(LE ROI TRISTEやジャン=リュック・ゴダールを含む 笑)"に衝撃を与えた「VERSUS」で成功した後、Miramax Filmsとファースト・ルック契約(企画をミラマックスが優先して検討出来る契約)を締結し、"日本よりも先にHollywoodが目をつけた男"と呼ばれるようになったきたむー。
その後、日本で「あずみ」、「スカイハイ 劇場版」、「GODZILLA FINAL WARS」などを監督し、賛否両論(どっちかっていうと、のほうが圧倒的のような気がするが 笑)を巻き起こしていった。
その間も、Hollywoodからいくつか企画はきていたようだが、きたむー曰く、やりたいと思える企画がなかった為、Hollywoodでデビューするには至らなかった。

その後、日本でやりたいことはやり終えたと判断し、ハリウッド進出を見越して、約2年間の充電期間に入った(と、本人は言っているが、実際には干されただけだと思う 笑)きたむーに、転機が訪れたのは2006年のことだった(ちなみに、この充電期間や準備期間の間に、日本っていうか世界のバカ映画史上に残るネタ映画「LOVE DEATH」なんぞを撮影している 笑)。
それが、この「the Midnight Meat Train」だった。
原作は、クライブ・バーカーのホラー小説(短編)である。
2007年からはLos Angelsに居住し、その年の春から撮影を開始し、今年の春にはLIONSGATEから世界中に配給される予定だった。
しかし、公開は延期されてしまう。
それどころか、LIONSGATEは、全米規模の配給を中止して、DVDスルー作品(つまり、劇場公開はしないで、直でDVD市場行き。事実上の島流し、作品の)映画のにすると発表したのだ。
どうやら、LIONSGATE内で権力抗争があり、この映画のプロデューサーと確執があった新社長が、就任後に職権乱用をかましたというのが真相らしい。
噂では、この新社長、LIONSGATEに移籍する前に製作していたホラー映画の公開日とこの作品の公開日がかぶるため、自分の記録を守る為に公開延期(最終的には公開中止)させたらしい。
さすが、Hollywood。
日本の芸能界ですらかわいく思えるほどの何でもあり(笑)!
しかし、この事態に原作者であるクライブ・バーカーが激怒し、公式サイトにて、公開中止撤回を、この映画を楽しみにしていたファンに呼びかける事態に発展。
製作会社との契約もあり、最終的には、結局8月1日に公開を決定したのだった。
ところが、公開された劇場は、ごくわずかで(それこそ数百箇所程度)、どこもかしこもド田舎の僻地にあるような、それこそチケット代が二束三文な三流映画館ばっかりだったらしい。
ちなみに、アメリカの映画館はオンラインでチケットが購入出来る場合が多いのだが、まったくできないような映画館ばっかりだったそうだ。
ろくに宣伝費も使わず、公開の告知もほとんどないどころか、公式サイトも未完成のまま(ちなみに、いまだに公式サイトはComing Soonとしかかかれていない)。
要するに、「ほれ、公開だけはしてやったぞ。これで契約は成立だろ?文句はねーべ?じゃ、もうポイするよ、この映画。」とでも言いたげな新社長のいやがらせと見て、ほぼ間違いないと思う(w。
当然、バーカーの公式サイトでの呼びかけはもちろん、著名なホラー映画サイトとかでも、公開を他のしみにしていたホラー映画ファンが署名運動を開始し、ちゃんとした形で公開するようにと、Lionsgateに電話やメールなどで抗議運動をしていったらしい。
しかし、結局わずかな間公開されただけで、この映画の全米公開は終わってしまった。
さすがHollywood!(日本人の)おれたちにできない事を平然とやってのけるッ。そこにシビれる!あこがれるゥ!

と、まぁ、肝心の作品よりも、外野のほうがよっぽどおもしろいことになってしまった(笑)この作品なのだが、注目してほしいのは、原作者がこの作品を気に入っているらしいということ。
まぁ、呼びかけたのは、もちろん、お金のこともあったんだろうけど、自分の作品の映像化にはうるさい人らしいので、ここまでやってくれたのは、ただのお世辞だけではなさそうだ。
もちろん、傑作とは言わない。
ホラーやファンタジー映画をほとんど見ないLE ROI TRISTEから見ても、秀作でもないんだろうな、と思う。
ただ、それでも、断言していい。
きたむー信者であることを抜きにしても、この作品は、間違いなく佳作以上だ。
もちろん、基本的にはホラー映画なので、多少のグロ描写があるので、誰にでも薦められる作品というわけではないのだが、それでも、是非観てやってほしい。
突き抜けた爆発力はあっても、総合力に見合わぬビッグ・マウスで顰蹙を買いながら、ほとんどが世間からはネタ映画扱いされてきた映画を作り続けてきた男が、17歳で単身オーストラリアに留学し、それ以来ずっと目指してきたであろうHollywoodで、数々の妨害に合いながら、後続の日本人映画関係者に次々と先にHollywood進出をした後で、ついにデビュー作を、それも、佳作レベルで作り上げたのだ。
たしかに、これはB級映画だ。
しかし、Hollywoodで作られたB級映画でありながら、日本人独特の静かなる狂気と、きたむーならではの爆発力がたしかに匂ってくる作品だ。

全米公開前のモントリオール映画祭でお目見えし、アメリカ以外での一部の国では普通に公開された場合もあるけど、アメリカでは一部のケーブルTVのホラー・チャンネルで無料公開されたぐらいで、もうすぐDVDが発売されるこの作品。
買えとまでは言わん。
だが、今後、無料でも観れる機会があったら、是非観てやってくれ。
それが、この作品ときたむーに対するせめてもの供養になるから(って、勝手に殺すな 笑)。

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 19:11| シアトル ☁| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月18日

「荒神」



 バ カ 映 画 万 歳 (笑) !

きたよ!きたよ!!きたよ!!!きたよ!!!!またしても香ばしいのが!!!!!
とは言いつつ、2003年に公開された作品なのですが(w。
日本が世界に誇るバカ映画クリエイター(笑)北村龍平
バカ映画愛好家であるLE ROI TRISTEが最も愛する日本人監督の作品なのですが、今回やっと観ることが出来ました。
もうね、アフォすぎるwwwwwwwww。
いやぁ、今回も期待を裏切らないダメっぷりバカっぷりとネ申っぷりでした。

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 18:26| シアトル ☁| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月31日

劇場版「AIR」



映画鑑賞が趣味なので、一応、劇場版について触れますけど、ほとんどTV版の話になると思います(w。

さて、この映画、元々はゲームブランドであるkeyが製作した18禁の恋愛アドベンチャー・ゲームです。
このゲームは前作の「Kanon」と並び、涙を流さずにはいられない「泣きゲー」の代表的作品の一つとして、根強い人気と絶大な支持を得ているらしいです。
最初に断っておきますが、LE ROI TRISTEは原作のゲームをやったことがありません。
しかし、京都アニメが作ったTV版は観たことがあります(ついでに言うと、「Kanon」も京都アニメ版東映版の両方を観たことがある)。
原作至上主義の京アニが作ったモノですから、TV版の内容からほぼ原作のあらすじは把握および予測はできたと思っています。
そのつもりでこれから語っていきますので。
可能な限り致命的なネタバレは避けますので。

というわけで、この劇場版。
事前に聞いていましたが、かなりアレンジされています。
おかげで、TV版にに比べると、原作信者の皆さんから徹底的に酷評されているご様子(w。
もっとも、「元々TVで12話かけてやっていたような話を約2時間でまとめるのは無理だろう」と最初から思っていたので、そのへんは問題なし。
むしろ、どんなアレンジをしてくれるのかと思いながら、TV版は可能な限り頭から外して観ました。

そのうえで結論、「没」(w。

いや、まぁ、あの無茶苦茶なお話をなんとか1時間半の劇場用アニメにアレンジした努力は認める
とりあえず、キャラデザはゲームTV版より一般受けしやすいと思う(w。
観鈴が見た目もキャラも(笑)割と普通の女の子になってたね。
正直、京都アニメ版の「Kanon」と「AIR」はキャラデザに慣れるのに苦労した(今でもちょっとどうかと思っているが)。
まぁ、元が所詮エロゲだしな(w。
後、TV版と違い、美凪や佳乃の話を思い切ってカットして、観鈴と往人(後、晴子も)に焦点を絞ったのも正しい判断だ。
TV版の小野君と劇場版の緑川さんの声がほとんど変わらないのにも驚いた(w。
最初は、ついついTV版からの変更点ばかりに目がいってしまっていたが、そのうち気にならなくなってきたぐらいのアレンジ具合でした。
"AIR"の名の通り、空から鳥の視線のように見下ろすアングルが多いのもおもしろい(ちょっと多用しすぎなような気もするが)。
でもね、没なんだよ(w。
原作信者とか抜きにして、「パラレル・ワールドだと思えばおもしろい」とか、「独立したお話として観ておもしろい」とかいうレベルに達していないんだよね、これ。

まず、これ、話が繋がってるようで繋がって無いだろ(w。
無理に原作のSUMMER編のネタ使う必要性がどこにあったのか?と問いたい。
これさ、なんだかんだやってるみたいだけど、結局のところ「放浪者の青年がたまたま旅先で出会った少女との一夏の思い出」って余裕で1行に要約できちゃう程度のお話なんですよね(w。
ちなみに、原作はDREAM編、SUMMER編、AIR編の3編に分かれていて、1000年前の話が絡んできたり、複数の登場人物にそれぞれのシナリオが用意されていたりして、とても1行で要約できるような話ではない。
もちろん、原作と同じものを作る必要はないし、シンプルなテーマやあらすじが悪いということはまったく無いが、「放浪者の青年がたまたま旅先で出会った少女との一夏の思い出」がテーマという前提で語ってもこの劇場版は描き方が不自然。
無理に使っていたDREAM編のネタを省いても、十分お話が成立できたんじゃないか、これ?
ついでに言うと、AIR編のネタの使い方もはっきり言って無理やりだと思う。
後、中途半端に「にはは。」とか「がお。」とか使うな(w。

当然、結果論で言えば主軸になってしまったモチーフに無理やり原作ネタをくっつけているので、原作をまったく知らない観客から見ても話が繋がるようで繋がってこないんだよね。
いっそのこと、原作のことは完全に忘れて、一部の設定と登場人物だけを借りるだけにすればいい。
それで、純粋に「放浪者の青年がたまたま旅先で出会った少女との一夏の思い出」というモチーフだけをもっと徹底的に掘り下げればよかったのに。
そうすれば、アニメ界のセカチュー(笑)ぐらいにはなれたんじゃないか(w?

っていうか、そもそもさ、わざわざ劇場でやるようなお話かな、これ?
ぶっちゃけ、OVAで十分な気も(w。
わざわざ、人様に映画館まで足を運んでもらって、2時間近くも椅子に縛り付けておいて見せるようなお話か?と。
仮にも天下の東映様が、当時は無名のアニメ会社が作ったTV版放映より後に公開して、この程度の後だしジャンケンなのか?と。
所詮は中小企業の京アニならともかく、天下の東映様が「AIR」の同人アニメ作ってしまったようにしか見えないんだよね。
京アニは、少なくとも原作のアニメ化という職務を全うしたと思われるけど、これはアニメ化じゃなくて同人化だと思う(w。

いっそのこと、どうせ大画面の劇場でやるんだったら、思い切ってSUMMER編だけを映画化すればよかったと思う。
これなら、京アニが特別編も含めて4話で描いたところを観ると、約2時間の映画で十分描ける範囲だと思う。
売れるか売れないかは別にして(w。
当然、ゲームの実質的な主役である往人と観鈴が出ないことになるので、原作ファンからは非難轟々かもしれないが、映画というメディアの独特の大人の事情があるので、理解してもらうしかない。
どっちにしたって、この作品は結果的には叩かれてるんだから、一緒(w。
原作にほぼ忠実な形でやれば、原作信者の皆さんだって文句言わないだろう。
それに、あらすじ的にも、全てはこのSUMMER編から始まったわけで、こんなことを言うと原作信者の皆さんに殺されそうな気もするが、ひとつの映画として作るならDREAM編とAIR編はあくまで後日談としてカットすることも可能だと思う(原作だとこっちが本筋だが)。
キャラデザやキャラ設定を多少改変し(エロゲっていうかヲタ臭さを消すため)、徹底的に平安時代の時代考証にこだわり(もっとも、あんまりこだわりすぎると、あのキャラが活かせないような気がするが 笑)、大画面で殺陣や高野山のシーンを迫力いっぱいに描けば、娯楽大作として原作を知らない観客も呼びこめたんじゃないか?
それこそ、打倒「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦のノリでwww。
東映のノウハウと予算なら可能だったはずだ。
実際に、エロゲ臭さはこの劇場版でもかなり消せていたしね。
ついでに言うと、安倍晴明とか陰陽師とかで平安モノだって売れるという前例は出来ていたわけだし。
終わらせ方がちょっと問題だが、うまくやれば原作のゲームの宣伝にもなる。
少なくとも、LE ROI TRISTEが監督ならこうしますね。

ただ、問題は音楽なんだよな。
ゲームの音楽をそのまま使うのがベストなのかもしれないが(原作ファンを呼び込むため)、場合によっては変更も止むを得ないだろう。
ただ、それで失敗してるのがこの劇場版なんだけどね(w。
なんか、映画のクセして音楽が原作のゲームより安っぽいのはどういうことだ(TV版はゲームの音楽をほとんどそのまま使っている)?
そうかと思えば、テーマ曲とか一部の挿入歌はゲームのを中途半端にそのまま使っているし。
まぁ、「AIR」の音楽についてはまた後で詳しく語るけど、劇場版は音楽までとってつけたような感じがいなめなかった。

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 13:55| シアトル ☀| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月08日

"Transformers"



おはラ○キー!
全世界のバカ映画愛好家の諸君、元気だったかなぁ〜?
今日もバカ映画作らせたら世界一のアメリカからと〜っても香ばしいのが出荷されたので紹介しちゃうよぉ〜。
その名も「トランスフォーマー」!
監督はこれまた直球ど真ん中なアメリカ万歳映画「アルマゲドン」で有名なマイケル・ベイ、そして製作総指揮にはあのスティーヴン・スピルバーグという夢の競演だぁ〜。
しかも原作は1980年代にブームとなった日米合作の玩具・アニメ・コミックシリーズ「トランスフォーマー」の実写映画版っていうんだから、日本人として当然要チェックや!
で、早速さっき見てきたってわけよぉー。

とりあえず、いろんな意味でとにかくつきぬけまくってる超ゴキゲンなバカ映画だったぜ、ヒャッホーゥ!
アメリカでは今週公開されたばかりで、日本じゃ来月みたいなのでネタバレを避けたい人はこの辺で読むのやめておいてね。
でも、そんなにネタバレが重要な意味を持つ映画でも無かったし、可能な限りネタバレは避ける方向で書いたので、このまま続けて読んでも映画館で楽しめると思うYO!
では、ここで読むのをやめる人の為にはこれだけ最後に言っておくね。

この映画を映画館で見ない奴は本物のバカだと思う(マジレス)。

それでは語ってみよ〜う!

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 17:48| シアトル ☁| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月26日

「パプリカ」



「夢が犯されていく―」

前々から話題になっていた作品なのですが、やっと昨夜見ることができました。
まぁ、原作が筒井康隆な時点で素人完全お断りな作品なんだろうなぁ、とは思ってはいたのですが、案の定予想通りな世界観でした(笑)。
個人的にはすごくオシャレなアニメだと思っています、これ。
映像、音楽、そして豪華キャスト、全ての要素を素直に芸術作品として仕上げた感じの映画ですね。
是非1度は皆さんに見ていただきたい作品なんですけども、LE ROI TRISTEみたいにある程度はこういうタイプの作品に免疫がないと、楽しめないと思うので、楽しみ方みたいなものを書けたらなと思っています。

続きを読む
posted by LE ROI TRISTE at 07:22| シアトル ☁| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月30日

「時をかける少女」



 ち く し ょ う 、 素 直 に い い 映 画 だ ぜ 。

まいったな。
嫌味抜きで好きだから困る。

惜しい。
後もうちょっとで、LE ROI TRISTEの中で「天空の城ラピュタ」に匹敵する劇場用アニメ作品になれる可能性がありましたね、これ。
なんだろうな?
LE ROI TRISTE的には日本アニメ史上3本の指に入ると評価している「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」と同じタイプで、実はそれほど論理的なストーリーではないんだけど、素直に感情に直接響くタイプの作品ですね。
つっこめないんですよ。
つっこみどころだとわかっている所だらけなのにつっこみたくないんですよ。
純粋にSF的な視線で語れば非常に危うい作品なんです。
もっと言えば、別にアニメである必要ないんじゃないか?とも思える作品なんです。
実写で十分できるじゃん、と。
でも好きなんですよ、純粋に青春映画として。
卑怯だよ。
あんな風な見せられ方したら、つっこみをいれることがいけないことのように思えてくるじゃないか(笑)。
さすがスタジオジブリが、宮崎駿の後継者候補として「ハウルの動く城」の監督を任せようとしていただけありますわ、細田監督。
考えたら負けですね。
純粋に、目の前で生き生きとしている等身大の真琴たちの切ない物語を、素直にどれだけ感じられるかがこの作品を楽しむコツですね。

続きを読む(ネタバレあり)
posted by LE ROI TRISTE at 17:58| シアトル ☁| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月19日

「キング・コング」



さっき見てまいりました。

なんかもういろんなところでもう騒がれているんで、どうせバカなアメリカ人どもがワーキャー騒いでるだけじゃねーの?
単純に大昔の奴を現代テクノロジーで再現しましたとかそういうのじゃねーの?
ほんとにそんなにすげぇのかよ?と、ボロクソにけなしてやるつもりで見に行ってまいりました

・・・

・・・・・

・・・・・・・ 

すいません_| ̄|○。

 ほ ん と に す ご か っ た で す 。


いや、もうね、あそこまでやられたら文句ないですわ。
そりゃね、細かい突っ込みどころあげたらいっぱいあるよ。
でもねぇ、あえてつっこまないでおくとおもわせてくれたぐらいいい映画だったよ。

もうほんとにね、期待してなかったのよ。
発表された時点でいまさらキングコングかよ?と。
どうせ最新CGで撮りなおしただけの奴でしょ?で、予告編は予告編で「ああ、やっぱし。」って感じだったし。
なんか予告編に出てきた恐竜のCGがジュラシックパークとかに比べたら全然生物感感じなかったし。
こけるだろうなぁ、と思ってたのよ。
でも、なんか回りはゲームだのCMだのさかんに騒いでるし、「あれ?」と。
で、公式HP見てみても、「なんかなぁ、ナオミ・ワッツかぁー。リングのイメージしかねーなぁ。」、「なんだ、このおっさん?こんなのが主人公(彼氏)役で大丈夫か?ずいぶん貧相だな。」とかその程度の印象しかなかったんだけど、今日たまたまじゃぁ見に行ってみようかみたいな話になってみんなで見に行ってきたわけよ。

ちょっとこれから映画本編の内容触れるのでネタバレいやな人はここでやめておくように。

ただ、見に行こうかと思っている人にこれだけは言っておく

 蟲 嫌 い と 高 所 恐 怖 症 の 香 具 師 は 見 に 行 く な 。 マ ジ で 映 画 館 で 死 ぬ 恐 れ が あ る 。
ああ、後、`LE ROI TRISTEの体感時間は2時間半ぐらいだったが、実際は3時間越える映画らしいのでエコノミー症候群と、睡眠不足と、トイレには気をつけましょう。

続きを読む(ネタバレあり)
posted by LE ROI TRISTE at 16:25| シアトル ☁| 邪道式映画評論 [Movie Reviews] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする